モノづくりを通じたCSR

印刷をする

CSRに対する基本的な考え方

当社グループは、事業活動を通じて社会の課題を解決します。我々の使命は、「社会が何を求めているか」、「社会の成長にどう寄与するか」、を考え、事業として実践していくことです。当社グループは「モノづくり」の会社です。社会の課題を解決する「モノづくり」を通じて、「社会」と「会社」の相互成長の関係を築き上げてまいります。
事業活動を行う上で、お客さま、お取引先さま、従業員、株主・投資家、地域住民の方々など、ステークホルダーの皆さまへの取組は不可欠です。当社グループは、ステークホルダーの皆さまとの対話を通じてCSR活動に取り組んでいます。当社グループの事業活動はステークホルダーの皆さまのご理解・ご協力のもとに成り立っていることを十分に自覚し、今後もCSR活動を続けてまいります。

研究開発活動

社会のニーズや課題を適切にとらえ、新規事業化・製品化を積極的に行うために、研究開発を司る「R&Dセンター」を設置しています。同機関はグループ全体の研究開発活動を担い、テーマによって4つの研究所に分かれています。様々な分野で活躍するグループ各社との意見交換や技術交流を通じて、研究開発の更なる活性化を図っています。グループ横断的な研究開発活動にとり、お客さまに必要とされる新製品の創出を行っていきます。

※R&Dセンターの概要は、こちらをご覧ください。

研究開発事例- サーモグラフィー分野へ参入

自動車での夜間運転中、歩行者の存在に気付かず事故を起こしてしまう危険を回避するため、「車載ナイトビジョンカメラ」の需要が高まっています。欧州では保険制度が改定され、2018年以降、夜間歩行者検知を満たす製品が保険料において優遇されることとなり、「車載ナイトビジョンカメラ」はますます普及していく見込みです。
遠赤外線はヒーターにも使用されており、熱と密接な関係があります。これを利用して、人や動物が発する熱を遠赤外線として感知するのが、遠赤外線カメラやセンサーです。
セキュリティ用途やインフラの非破壊検査用途でも需要の増加が見込まれており、2013年からの10年間で、出荷台数は約20倍に伸びると予想されています。

2014-2015年版
非冷却遠赤外線イメージング市場のマーケティング分析

2014-2015年版 日冷却遠赤外線イメージング市場マーケティング分析

遠赤外線カメラのレンズに使用されるのは、ゲルマニウムやカルコゲナイドガラスという材料です。これらはレアメタルと呼ばれる資源量が少ない材料を含み、高コストの為、遠赤外線カメラ普及の障害となっています。
そこで、R&Dセンターでは、資源が豊富で低コスト化が可能な"シリコン"に着目しました。元々シリコンも遠赤外線用途に使用されてきましたが、不純物として酸素を多く含む為、トイレの人感センサー等の感度が求められない用途に適用が限られていました。酸素混入の問題を解決することで、適用可能用途が大幅に拡大できるのではないかと考えました。

サーモグラフィー

R&Dセンターは化学的アプローチを得意とし、酸素を混入させない取り扱い技術を従来から保有していました。また、グループ会社の株式会社シリコンテクノロジーはシリコンウェーハの製造を行っており、シリコン結晶を作る技術や設備を持っています。両者を融合させ、高性能なシリコン材料の開発をスタートさせました。

2013年の開発着手以降、複数の企業とサンプルテストを実施し、良好な結果を得ています。また、今回のシリコン材料だけでなく従来にない性能を持つ新材料への要望も高まっています。引き続き『需要に応える材料』を目指し、開発を進めていきます。

シリコンウェーハインゴット