カーリット、群馬工場で非化石証書付き電力を導入
カーリット、群馬工場で非化石証書付き電力を導入
~佐久発電所由来の電力も導入、カーボンニュートラル実現を地域とともに推進~
株式会社カーリット(代表取締役社長:金子洋文、資本金:2,099 百万円、以下「カーリット」)は CO2 排出量削減目標の達成に向けた取り組みの一環として、群馬工場の 2024 年度の事業活動における電力の一部に、非化石証書付き電力を導入しましたのでお知らせいたします。カーリットは気候変動が事業活動に影響を与える重要な経営課題の一つと認識しています。今回の非化石証書付き電力の導入は中期経営計画「Challenge2024」で掲げる、2050 年までに自社の事業活動およびサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルの実現を目指す活動の一環です。
非化石証書の導入の背景
今回導入した非化石証書付き電力は、「FIT※非化石証書」および、群馬工場の近くに位置する佐久発電所由来の「非FIT非化石証書」を組み合わせたものです。非化石証書とは、再生可能エネルギーなど、温室効果ガスを排出しない発電方法によって生成された電力に付与される証書です。この証書は、電力そのものの価値に加え、CO₂を排出していないという付加価値を証明するものです。今年度当社が導入する「FIT非化石証書付」は5.41GWh、「非FIT非化石証書」は1GWh、合計6.41GWhとなります。
※FIT:固定価格買い取り制度(Feed in Tarif)
カーリットゆかりの佐久発電所由来の電力
佐久発電所(東京電力エナジーパートナー株式会社保有)は、渋川市北橘町に位置し、1928年に運転を開始した歴史ある水力発電所です。同発電所は、利根川をはさんでカーリット群馬工場の対岸に位置しています。また、カーリット創業者である浅野総一郎が建設した、当社ゆかり深い水力発電所でもあります。その佐久発電所由来の「非FIT非化石証書」を導入することで「環境価値の地産地消」を実現し地域社会にも貢献いたします。
当社は、今後もESGの取り組みを一層推進し、新しい技術を取り入れながら、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。