未知への挑戦者たち

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R&Dセンター ライフサイエンス研究所
カーリットを選んだ理由 今後の目標
現在の仕事 学生のみなさんへ
これまでに一番印象に残っている仕事 ある1日のスケジュール

1.カーリットを選んだ理由

学生時代に化学を専攻しており、将来も化学系の仕事に就きたいと考えていたので、化学メーカーを中心に就職活動をしていました。その中でカーリットに決めた理由は、発炎筒などの火薬類や、ロケットの燃料となる原料、最先端の電子材料まで、非常に幅広い分野の化学品を扱っており、さらに業界トップシェアの製品をも有している点に非常に魅力を感じたからです。また、長く同じ会社で働きたいとも思っていましたので、100年近くの歴史があり堅実に成長している点も決め手でした。

2.現在の仕事

日常使用する商品の原料開発です。材料開発では小さなフラスコレベルの実験から始め、量産化に向けて次第にスケールアップをしていきます。現在は中規模試験設備(100Lの反応槽など)での試作段階で、スケールアップした際に生じる問題点の抽出を行っています。全く予期しなかった事象が起こることもあり、非常に難しいですが、学生時代ではこのような大きな試験設備で実験することはほとんどなく、企業で行う研究の醍醐味があります。また、チームで協力して進めている点も、学生時代とは大きく異なる点であり、コミュニケーションが非常に重要だと感じています。

3.これまでに一番印象に残っている仕事

入社3年目に、ある材料の量産開発に携わり、その原料を作っている海外の協力メーカーへ技術指導に行きました。ガス濃度を一定値まで下げるという工程があったのですが、現地で指導している際にその数値が下がらないという問題が起こりました。私自身、特に問題なく終わるだろうと安易に構えていたため大変戸惑いました。焦る気持ちを抑えながら現地の方と協同で原因究明に努めたところ、原料に不良品が混ざっていたことが問題だと分かりました。時間はかかってしまいましたが何とか対処することができ、技術指導が完了したときは非常に安堵したことを覚えています。初めて一人で行った海外出張だったので、それだけでも大変印象深いのですが、試験等では事前に起こり得る様々なトラブルを想定し準備をする重要性を学んだので非常に良い経験となりました。

4.今後の目標

今まで技術職として、既存製品をより安く製造するための製造工程の改良や新製品を工場で製造するための量産開発などの経験を積み上げてきましたが、自分の中でこれだけは人に負けないと自負できる分野をまだつくれていないというのが正直なところです。今までの経験と今後の業務を通じて、人に負けない自分の強みを見つけていくことで「この分野はあいつに聞こう」と言われる存在になることが目標です。

5.学生のみなさんへ

よく言われることかもしれませんが、学生時代にしかできないことを精一杯やってほしいと思います。研究でもアルバイトでもサークルでも何でもいいと思います。ただし、やる際には人に流されず自分の意思で能動的に行動することが重要です。私自身、社会人になり学生時代と比べて制約が増えました。その中で多くのことを考慮しながら業務を遂行していかなければならないため、『考える力』が必要だと感じております。学生時代に自らの意思で考え、行動していくことで、そういった『考える力』がついていくのではないかと思います。

6.ある1日のスケジュール

8:00 <始業>
8:30 試験内容をチームで確認
9:00 <試験開始>
12:00 <昼休み>
13:00 分析を行いながら試験状況を確認
15:00 <試験終了>
15:30 試験結果のまとめ
16:00 次の日の試験に備え準備
16:45 <定時>