Research & Development研究・開発

カーリットグループの研究・開発について

MESSAGEカーリットグループ研究開発担当役員
メッセージ

夢が夢ではなくなる時代がやってきました。
「技術が融合して加速度的に発達し、世界が変わっていく。
太陽光が発電の主力となり、AIが身近になり、運転や輸送も革新され、宇宙にも手が届く」
加速度的な進歩は、短期間に新たな材料を必要としています。
変わる世界が、また新たに生み出される市場が求める材料を、カーリットのコア技術を革新・飛躍させて創り出し続けます。自社コア技術と新しい市場を融合し、サステナブルな社会の実現に全力で取り組みます。

研究開発戦略

当社のコア技術である「電極分野」、「ロケット推進薬」、「半導体分野」、「新機能材料分野」の4つを研究開発の注力分野として想定しています。
電極分野については、蓄電や水素化といったのエネルギーの備蓄などの電気化学に欠かせない分野です。革新的な高性能電極を開発テーマとして注力し、カーボンニュートラルの実現に寄与します。ロケット推進薬分野については、「宇宙」「防衛」用途での、カスタマイズ・用途拡大に積極的に取り組み、「宇宙」と「空」の安心と豊かさに貢献します。技術の成長が著しい半導体分野については、多様化する市場に対して、次世代の顧客ニーズに対応すべく研究開発に注力します。新たなニーズに即した、世に無いウェーハを開発し提供してまいります。導電材料・光材料といった新機能材料分野については、絶えず成長を続けている領域です。特にAI、CASE等の普及と発展を支える各種デバイスの技術ニーズに対応すべく、コア技術の洗練・革新に継続して取り組みます。

カーリットのコア技術と研究開発戦略

大きく成長する市場に向け、コア技術を改変・飛躍させてまいります。特に、以下の4領域について研究開発を加速させてまいります。

開発している”最高効率の電極”を実用化

近く、電極の需要が様変わりし飛躍します。
太陽電池の発電コストが化石燃料を下回ります。調整できない電力を蓄え(大型蓄電)、また転換(水素発生・CO₂回収)するために、「格段に高性能の電極が多量」に必要となります。
カーボンニュートラルを実現するため、「革新的な高性能電極」に対して最重点の研究開発に取り組んでいます。(有力研究機関や企業様との共同研究も実施)

適合開発の拡大

成長する宇宙産業に向けて、民間ロケット用「固体推進薬」を開発しました。需要を大幅に拡大するため、実用化した推進薬の研究開発を継続し、さらに発展させて幅広い領域に適合させます。

特殊カスタマイズ
小口径高機能、ウェーハの研究開発と供給

小型で新たなデバイスが、我々の生活を便利に変え続けています。スマートフォンや自動車にはセンサーやフィルタが多数搭載され、その数は増加し続け、大きく成長しています。新たな機能を付与するために、積極的に新規デバイスの開発が続けられています。
微小なデバイスであるほど小口径ウェーハが使われますが、大手は取り掛からずカスタマイズウェーハは非常に手に入りにくい状況にあります。新たなニーズに即した、世に無いウェーハを開発し提供してまいります。

導電材料・光材料コア技術の革新

機能を向上した導電材料・光材料は、着実に成長し継続して使用されています。AI、CASE等の普及と発展を支える各種デバイスの技術ニーズに即し、コア技術の革新に継続して取り組みます。
研究開発依頼、共同研究開発ページ下部のお問い合わせ先までご連絡ください。
[近赤外線吸収色素、導電材料、帯電防止剤、イオン液体導電、各種導電性高分子(水系・有機溶剤系PEDOT、ポリピロール等)]

お問い合わせ

株式会社カーリット R&Dセンター
0279-23-8813
受付時間
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(土日・祝日・年末年始を除く)
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