次に、みなさんが仕事でやりがいを感じるのはどんな時ですか？ 私は、採用や研修業務が一区切りついた際に大きな達成感を感じます。他の部署の方に協力を依頼をするなど、多くの人がかかわるため事前準備を念入りに行っています。そんな計画・実施に至るまで時間をかけて行う業務なので一区切りついた際には達成感と共に「次もっとこうしよう」という思いがでてきます。

私は営業なので、担当する過塩素酸の売上見込みを立て、その目標金額に達した時に喜びを感じます。前年を上回る売上を達成するため、期初にいろいろな会社に電話をして「来年の使用見込みはどうですか？」と情報収集をしています。

私は、新商品を紹介して採用していただけた時が一番ですね。先輩社員から「長い時間をかけて採用してもらったものは、長期にわたって使ってもらえるよ」と言われたので、あせらず頑張っていきたいと思います。

私も営業ですが、製品ではなく「危険性評価試験」という技術サービスを提供しているため少し毛色が違います。例えば、事故調査の案件で原因究明や再発防止に貢献することができ、その後も同じお客様から継続的に試験をご依頼いただけると、「これからも信頼に応えたい！」という思いが強くなります。

私は、配属後すぐに、グループ報（全20ページ・年4回発行）の編集長として、企画にはじまり、制作の全プロセスに関わっています。新入社員の目線で企画を考え、２つの連載を実現することができました。その１つは、社員を紹介する企画です。

そのページをいつも楽しみにしています。コロナ禍で社員が顔を合わせる機会が減り、特にグループ会社の方たちは顔もよく分かりません。でもグループ報を見れば、皆さんが楽しそうに生き生きと仕事をしていることが伝わってきます。

皆さんの仕事内容はもちろん、プライベートな一面も知れるので、おいしい企画かなと。（笑）

若手も大きい仕事にチャレンジできるのがカーリットの特徴ですが、その中でも入社１年目で編集長を任されるのはすごいですよね。

裏表紙に編集長として同期の名前が載っているのを見るたび、誇らしい気持ちになります。

ありがとうございます。今日は直接感想を聞けてうれしいです。

私は、執務室内の環境を自分で考えて改善した時や、社内備品の要望やトラブルに対応できた時に「ありがとう」「助かった」と言っていただけるとモチベーションが上がります。小さなことでも、「頼めばすぐ対応してくれるよ」と広まっていくとうれしいですね。

いつも本当に助かっています！

ここからは、仕事でどんなチャレンジをしてきたか、みなさんの体験談を聞かせてください。私の中で一番大きい挑戦は、新入社員研修の企画・運営です。自分自身がコロナ禍の入社でほとんどの研修が中止となる経験をしたからこそ、コロナ禍に対応した研修を企画できると考え、オンライン形式を導入しました。新入社員からの評判もよく、今後も継続したいと思います。

どんな内容が好評でしたか？

直接会えなくてもせめてオンライン上で交流を深められればと思い、グループワークを実施しました。それから、1日だけですが工場見学も実現しました。

うらやましいですね。例年、新入社員研修は1カ月間の工場研修がありますが、私たちの代はコロナの影響でできず、製品を作っているところを見たことがありませんから。

私にとっての大きな挑戦は、過塩素酸を海外に輸出する契約を結んだことです。英語が不得意な私にはかなり大変な仕事で、契約内容の確認をするために通訳者を手配してWEB会議を行うなど、手間も時間もかかりました。今でも月1回は英語でやりとりをしています。

コロナ禍がなければ海外出張もあるのですか？

そのはずでしたが、叶わず……。

世の中が落ち着いたら、海外にもどんどんチャレンジしていきましょう！

私も、新製品を海外に販売しようと挑戦し、輸出の準備や社内手続きを進めました。結果的に採用に至りませんでしたが、もし採用されていればかなり大きな取引になったはずです。

私の一番大きな挑戦は、株主総会の運営です。株主向けの資料作成や会場設営など、さまざまな業務を経験しました。責任が大きい分、無事に終えたときの喜びも大きかったですね。

私は、カーリットグループの認知度向上を目的とした汎用広告を、企画からどこの会社に制作を依頼するかの検討、納品まで、4か月間でやりきったことが一番大きな挑戦だったと思います。完成した広告を、東京駅で多くの人の目に触れるよう掲出できた時は達成感でいっぱいになりました。

実際に見ましたが、本当に良い広告ですね。

私は東京駅で写真に撮って、先輩にも自慢しておきました！

私は、Web会議アプリを用いて遠隔地から危険性評価試験に立ち会えるサービスを立ち上げました。試験場の担当者と連携し、機器の調整や試運転、説明資料の作成、プレゼンなどを行い、初めて受注した時は非常にうれしかったのを覚えています。

その取り組みを広報・ESG推進室からも発信し、日経新聞の記者に取材していただいたんです。

新聞記事を読みましたよ。リモートで試験ができることに感心しました。

それでは今後に向けて、みなさんはどんな目標を持っていますか？　私の目標は、業務知識をより深めることです。給与、勤怠、社会保険など何を聞かれても答えられるようになり、ゆくゆくは人事部内だけでなく全社員の働きを支えられる人材になることを目指します。

Aさんと同じで、まずは担当製品の知識を深め、自信を持ってお客様とやり取りできるようになりたいです。さらに大きな目標は、他部署の業務まで理解すること。社内のやり取りが円滑にでき、周りから信頼される営業に成長したいと思います。

今後の目標は、危険性評価試験について総合的に提案できる営業になることです。ラボレベルの試験から、実際の製品の安全性評価まで一貫してお客様の製品に携わることができれば、今の仕事がさらに楽しく、やりがいのあるものになるでしょう。

これまではグループ報の制作やPR活動がメインでしたが、今後は、より多くの知識が必要な決算や機関投資家対応などのIR業務を極めたいと考えています。もう一つは、ESG推進業務を覚えて社内外に発信できるようになること。最終的には、広報・ESG推進室の中軸となる社員を目指します。

仕事でチャレンジしたいのは、取引先に出向いて挨拶回りをすることです。本来なら全国各地の工場を飛び回るところですが、コロナ禍のため入社後ずっと出張できない状況が続いています。メールのやり取りだけでなく、お客様と実際に会って挨拶をしたいし、海外出張にも行きたいです。

訪問や出張ができないのは、営業としては痛手ですからね。

私がチャレンジしたいことの一つは、多くの知識を身につけ、将来的に幅広い株式実務を担当できるようになること、もう一つは社員の方々が本来の業務に専念できるよう、より働きやすい環境づくりに貢献することです。総務部はいろいろな部署との接点が多いので、社内をつなぐ役割も担えればと思っています。

就職活動中は、業種に関係なく多くの企業を見る絶好のチャンスです。WEB上なら遠方でも参加しやすいので、コロナ禍だからできる就職活動をしてほしいと思っています。応援しています！

やりたい仕事が見つけられない時は、合同説明会への参加が一つのきっかけとなるはず。そこで入社したい会社が見つかることを願っていますし、もしその会社がカーリットになったら非常にうれしいです。

就職活動では、自分自身の言葉で自分を表現することが最も大切です。明るく前向きに頑張ってください。もしカーリットで一緒に働きたいという方がいれば、一緒に働けることを楽しみにしています。

就職活動は今までにない大変なことが多く、またコロナ禍という特殊な状況下でさまざまな困難があると思います。後悔のないよう、自分の納得できる会社に入社できることを願っています。

私自身、文系出身で化学業界に飛び込みました。皆さんもやりたい仕事ができるかどうかだけでなく、自分に合う仕事は何かをしっかり考え、広い視野をもって会社選びをしてほしいと思います。

大切なのは、先入観や周囲の言葉に流されず、自分と正直に向き合うこと。少しでも気になる会社があればインターンシップや説明会に参加し、自分に合った会社と巡りあえるよう頑張ってください！